寝不足がニキビの原因になる？

寝不足がニキビの原因となってしまうことはあります。

寝る時間が遅い日が続いていたり、十分に睡眠を取ることが出来ていないと、ニキビが出来てしまっていることがありますよね。
では、なぜ寝不足でニキビが出来てしまうのでしょうか。


寝不足が続くと、ニキビをつくる原因である皮脂の分泌量が増えてしまいます。

ここには男性ホルモンの働きが関係しています。
寝不足が続くとストレスが溜まり、副交感神経よりも交感神経の働きが活発になってしまいます。

交感神経が活発に働くと男性ホルモンが多く分泌されるようになり、皮脂の分泌量も増えてしまいます。
皮脂が多く分泌されることにより、毛穴に皮脂が詰まる可能性があります。

毛穴に皮脂が詰まった状態で、そこへ細菌が入り込むと、ニキビが出来てしまうのです。

ニキビを防ぐためには、男性ホルモンの増加・皮脂分泌量の増加を防がなければいけません。
交感神経の働きを正常に戻すためには、寝不足を解消するのが一番良いのです。


しかし、寝不足が続いてニキビが出来てしまったからと言って、たくさん寝れば大丈夫というわけではありません。

睡眠の質を上げることが、ニキビを減らすことにつながるのです。

たくさん寝るとニキビは治るのか・・・

寝不足で出来てしまったニキビは、たくさん寝れば治るというわけではありません。

寝不足が原因でニキビが増えてしまったということは、副交感神経よりも交感神経の働きが活発になっているということです。

まずはこの状態を元に戻さなければ、ニキビを減らすことは出来ません。
交感神経の働きを落ち着かせるためには、たくさん寝るのではなく、質の良い睡眠を取ることが大切です。

例え睡眠時間をたくさん取っていたとしても、日中に何となく眠くてぼーっとしてしまうことってありますよね。
それは、質の良い睡眠を取れていないため、寝ているのに体を休ませることが出来ていないからなのです。

これと同じように、たくさん寝ても質の良い睡眠を取れていなければ、ニキビを治すことは出来ないのです。


質の良い睡眠を取るためには、布団に入る２時間前までにお風呂に入りましょう。

お風呂から上がってちょうど２時間後ぐらいに体温が下がり始め、その状態の時に眠れば深い睡眠に入ることが出来るのです。

また、体のマッサージやストレッチをして、全身の血行を良くしてから眠るのも良いですね。
ニキビを増やさないために、毎日しっかりと質の良い睡眠を取りましょう。

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